ピコ太郎!PPAP歌えないの?
「レコード会社に警告書を送った」!?
そう言い放ったのは、大阪の会社経営の男性です。
この男性はPPAPとは全く関係ないのに商標出願を行っていました。
だから?
と思う人もいるとおもいますが、
この男性のせいで、ピコ太郎が
「ペンパイナッポーアッポーペン」と歌えなくなるんです。
去年一世を風靡し小さい子供から大人までユーチューブに
動画をのせるほど大流行しました。
もともとジャスティンビーバーがツイートしたことが発端で
世界中で人気に火がつきました。
なのに、
この会社経営の男性はインタビューで
「あれはたぶん…インターネットかテレビで見て出願したんだと思います。
きょうエイベックスさんの方に商標に関する警告書を郵送しました。
私が(商標を)出願していますので、それを無視して事業を進めたら、
今後商標権侵害になる可能性がありますので…」
なんで、こんなに強気なのか!?
商標登録は早いもん勝ち!?
商標とは、先に出願したもん勝ちで特許庁が認めれば権利を使えるように
なります。
この男性はなんと年間一万件以上の商標を出願し日本全体の出願数の一割を
この人が占めているそうです。
出願すれば手数料を払うまでとりあえずの仮押さえ状態。
そこで商売になりそうな出願をみつけ相手に取引を持ちかけるそうです。
「(商標には)盗むという概念はないんですよ、原則として。
だから私自身は不正な利益は一切求めない。
正当な利益を求めていく。
(エイベックスには)当社と交渉の上、
ライセンス許諾を受けた上、事業展開をするようにと
警告書を発送しました」
恐るべき商標出願ビジネス。
特許庁は問題のある出願を早い者勝ちではなく、精査や審査を行うべきだと
思います。
アイハバーマネー、アイハバ商標、ン~商標出願ビジネス!