本当は良い奴!?ビワコムシ?
大量発生ビワコムシ?
暖かくなってくると大量に発生する虫は
多いけど、
滋賀県の有名な琵琶湖にも、
1センチほどの大きさの
ビワコムシ
という淡褐色の虫が大量に発生し、
近所の家の壁や車、橋などに張り付いています。
住民からは気持ち悪いと苦情がでていますが、
実は、環境保全の役に立つ
「いい虫」でした。
近所の住民はもちろん、
琵琶湖沿いにテラス席のあるレストランなどでは、
「季節の風物詩。ある程度は仕方ないが、今年は特に多く、
サイズも大きい気がする」
と話しています。
ビワコムシとは何なのか?
ビワコムシとは「オオユスリカというユスリカに属する昆虫の一種」で、
蚊に似ていても人を刺すことはない。
人体に具体的な害を与えないものの、外見や動きが心理的に気分を害する
「迷惑害虫」に分類されるそうです。
迷惑害虫だけど、実は役にたっていた!
水生昆虫の研究者によると、幼虫が湖底の泥の中の有機物を食べることで
「湖底の浄化に役立っている」
湖に流れ込む生活排水による有機物も食べているとみられ、
人畜無害で環境保全にも貢献している。
ただ、無害でも気持ち悪いのは仕方がない。
ビワコムシは悪くないのにね。
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